アイエーディーエル IADL Instrumental Activities of Daily Living[インストルメンタル アクティビティ オブ ライフ]の略。日常生活動作以外の掃除・洗濯・炊事・買い物などの活動。
アイキュウ IQ intelligence quotient(知能指数)の略。知能検査法によって得た知能年齢を同人の生活年齢で割り、それを100倍したもの。普通は90〜110。
アイブイエッチ IVH IntraVenous Hyperalimentationの、“カロリー 輸液”の項参照。
アオソコヒ あおそこひ 緑内障参照。
アクティブ80ヘルスプラン アクティブ80ヘルスプラン 厚生省が昭和63年度から実施している第2次国民健康づくり対策。80歳になっても、社会参加や身の回りのことが出来、生き生きと生活できる社会を目指すもの。
アセスメント アセスメント 評価・査定。要介護者の情報を収集、整理分析して解決すべき問題点やニーズを明らかにして、介護の方向を決定する。
アッパクコッセツ 圧迫骨折 骨の長軸方向に圧力が加わり、骨がおしつぶされたような状態を呈する骨折。
アテローム アテローム 皮膚にできる一種の良性腫瘍。
アメニティ アメニティ 快適、ここちよさの意味。
アルツハイマービョウ アルツハイマー病 1906年、アルツハイマーにより報告された初老期痴呆疾患のひとつ。50歳前後で発症し、女性に多い。脳の著しい萎縮、脳室拡大などの病理学的症状を示す。
アレルギー アレルギー 抗原抗体反応が身体に及ぼす病的作用。通常の人は、異常を示さない刺激や食物に対して、一部の人が異常反応を示すこと。花粉症、食物、薬物アレルギーなどがある。
アンセイガショウ 安静臥床 療養中に心や身体を休ませる為に、静かに寝ていること。
アンポウ 罨法 患部に温熱、または寒冷刺激を与えて、炎症や疼痛を和らげる治療法。温罨法(温湿布・湯たんぽ・電気あんかなど)、冷罨法(氷枕・氷嚢・アイスノンなど)
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イーエスダブルエル ESWL(体外衝撃波結石破砕法 結石を体外から衝撃波を当てて、細かい破片に砕き、自然に排泄させる治療法。
イーエムジー EMG electromyogramの略。筋電図のこと。
イーシージ ECG electrocardiogramの略。心電図のこと。
イカン 胃管 胃洗浄や経管[ケイカン]栄養などのために用いられる、胃まで挿入される管のこと。

 

イシキショウガイ 意識障害 意識とは自分や回りの状況が、理解できていること。意識が障害されると自分や回りの状況が、ぼんやりとしか理解できなくなってしまう。意識障害にはその程度により、傾眠[ケイミン]、昏迷[コンメイ]、昏睡[コンスイ]などがあります。
イシュク 萎縮 小さく縮まること。いったん成熟した組織・臓器・細胞が、後天性の原因でその容量が減少すること。

 

イショク 異食 非栄養物あるいは有害物、例えば草、粘土などを見境なく食べること。精神障害や痴呆[チホウ]などにみられる。
イセンジョウ 胃洗浄 一般には、毒物を誤って、または自殺の目的で摂取した場合の救急処置として行われることが多い。胃の内容を洗浄し、内容物を体外に排出するための治療法。
イソウ 移送 他の場所へ移すこと。
イデンシ 遺伝子 染色体内にあり、遺伝の根源をなすDNA(デオキシリボ核酸)。
イブニング・ケア イブニング・ケア 就寝前に行うケア。洗面、口腔清拭、整容など。
イロウ 胃瘻 腹部から胃に瘻孔[ロウコウ](チューブの挿入部)をつくり、チューブを留置[リュウチ]して流動食を注入する方法。食道にチューブを通すことが出来ない場合に行われる。

 

 

イリョウソーシャルワーカー 医療ソーシャルワーカー 保健医療分野で働くソーシャルワーカーの一般的総称。病気や障害などによって生じる生活上のさまざまな問題について、医療チームや地域の関係機関との連携などを通して調節、解決するために援助するここが役割である。
イレウス イレウス 腸閉塞参照。
インスリン インスリン 膵臓のβ細胞から分泌されるホルモン。ブドウ糖の利用や貯蔵、蛋白質の合成促進、などの働きを行っている。
イントウ 咽頭 鼻腔、口腔、喉頭の後上部で、上方は頭蓋底に達し、下方は食道につづく。
インナイカンセン 院内感染 患者が入院中に、治療を目的とした疾病の他に感染症を引き起こすこと。健常者に比べて抵抗力が弱いため、通常は病原性が問題とならない常在菌が原因となりうる。
インフォーマルサポート インフォーマルサポート 近隣住民、ボランティア、地域社会などが行う非公式的な援助のこと。公的機関が行う制度に基づいた社会福祉サービス、フォーマルサポートの対語として使われる。
インフォームドコンセント インフォームドコンセント 説明と同意などと訳されいる。患者の自己決定権を尊重して、医療行為の意志決定を行うこと。
インフルエンザ インフルエンザ インフルエンザウイルスの感染によって、生じる気道の炎症。流行性感冒とも言われる。
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ウイルス ウイルス 直径0.2μ以下と小さく、細菌を取り除く細菌濾過器を通過していまう。生きた細胞に寄生しなければ増殖できない。人体に感染して害を与えるものが多い。
ウィルチェア ウィルチェア 車椅子のこと。
ウォーカー ウォーカー 歩行器のこと。
ウォーターマット ウォーターマット 水の入ったマットレス。褥創(床ずれ)予防などに使用される。
ウショク う蝕 虫歯のこと。
ウッケツ うっ血 静脈の血液が局所的にたまった状態。
ウワノセサービス 上乗せサービス 介護保険制度で定められた支給限度額に対して、上乗せして支給されるサービス。市町村が独自に行う。
ウンドウシッチョウ 運動失調 運動能力があるにもかかわらず、運動が能率的に行われず、円滑に行われるべき運動行為が円滑に行えない状態。
ウンドウセイシツゴショウ 運動性失語症 聞いたことはほぼ理解でき、指示に応じることも出来るが言葉が出にくくなる。
     
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エーチィ AT 聴能訓練士。聴覚障害者に対して、補聴器の選択、指導、聴能訓練などを行う専門職のこと。
エーディーエル ADL Activities of Daily Living[アクティビティ オブ デイリー リビング]の略。日常生活動作と訳されます。食事、排泄、整容[セイヨウ](身だしなみ)、着脱、移動などの生活するための行動。
エアウェイ エアウエイ 意識障害のある場合に、舌根沈下による窒息を防止する為に用いられる、気道を確保するための器具。
エアーマット エアーマット 電動式で膨張、収縮を繰り返して身体にかかる圧力を分散させる。褥創(床ずれ)予防に使用される。
エイヨウショヨウリョウ 栄養所要量 健康な生活を送るために、一日に摂取することが望まし栄養量(エネルギー、蛋白質、脂肪、ビタミン、ミネラル)のこと。
エシ 壊死 組織の一部が、循環不全[ジュンカンフゼン]のため栄養障害に陥って、死滅した状態。
エステイ ST Speech Therapy[スピーチ セラピー]、Speech Therapist[スピーチ セラピスト]の略。言語療法、又は言語療法士のこと。失語[シツゴ]症や構音[コウオン]障害の人に対して、聴覚刺激、発語[ハツゴ]の訓練等を行って言語能力を回復させる。
エックスセン X線 ドイツのレントゲンによって1895年に発見された電磁波の一種。紫外線より波長が短い。主な作用は、物質透過作用、写真作用、蛍光作用、電離作用、生物学的作用などがある。
エッチアイブイ HIV ヒト免疫不全[メンエキフゼン]ウイルス。輸血、血液製剤[ケツエキセイザイ]、注射針、性行為などから感染して、体内の免疫[メンエキ]機能を破壊する。このウイルスに感染して発病した状態をAIDS(後天性免疫不全症[コウテンセイメンエキフゼンショウ])と言う。

エッチディーエス−アール

HDS−R 改訂長谷川式簡易知能評価スケール”の項参照。
エムアールエスエー MRSA メシチリン耐性ブドウ球菌と言い、抗生物質に耐性をもったもの。感染力は弱く、健康な人にはほとんど危険はないが、高齢者や手術後など抵抗力の低下している人が感染すると肺炎、敗血症[ハイケッショウ]などを起こす。
エムエムティー MMT Manual Muscle Testingの略、“徒手筋力テスト”の 項参照
エンゲ・エンゲショウガイ 嚥下・嚥下障害

嚥下[エンゲ]運動は、

第1相…(口腔咽頭相[コウクウイントウソウ]):

 食べ物を咽頭[イントウ]へ送り込む、随意的に

 行う運動です。

第2相…(咽頭食道相[コウトウショクドウソウ]):

 咽頭[イントウ]から食道の入り口まで食物を送

 り込む運動で、食物が咽頭[イントウ]に触れる

 と反射的に喉頭[コウトウ] が持ち上がり、食

 道に送り込まれる不随意[フズイイ]運動です。

 このとき声門[セイモン]は閉じ(嚥下[エンゲ]

 呼吸)食物が気管内に入るのを防いでいます。

第3相…(食道相):

 食物が食道を通っていく不随意[フズイイ]運動

 です。・嚥下[エンゲ]第2相の不随[フズイ]

 動は、嚥下[エンゲ]運動を支配する神経系に障

 害が起こると、食物をうまく飲み込むことがで

 きないばかりか、気管に食物が入ってしまうと、

 窒息や誤嚥性[ゴエンセイ]肺炎の原因になります。

 

エンショウ 炎症 生体組織の一部が何らかの損傷を受けたとき、その部分に発赤、腫脹、熱、疼痛、機能障害が起こる一種の防御的反応。
エンパイ  円背 脊柱の彎曲異常。老人性、くる病性、職業性、学童期の円背などがある。

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オーアールティ ORT 視能訓練士。医師の指示のもと視覚障害者に、矯正訓練、及びこれに必要な検査を行う専門職のこと。
オー157 O−157 腸管出血性大腸菌[チョウカンシュッケツセイダイチョウキン]と言い、感染すると腹痛、下痢、発熱を伴う。3日目頃から血便となり4〜5日続く。
オーテイ OT Occupational Therapy[オキュペイショナル セラピー]、Occupational Therapist[オキュペイショナル セラピスト]の略。作業療法、又は作業療法士のこと。身体や精神に障害のある人に対して、さまざまな作業を通じて、積極的に生活していく能力を獲得してもらう訓練や治療。作業は職業的・趣味的なもの、学習、スポーツ、レクリエーションなど幅が広い。
オウカクマク 横隔膜 胸腔と腹腔との境をしている円蓋状の筋板。
オウキ 嘔気 悪心[オシン]とも言われ「はきけ」のこと。吐きたくなるような感じ。いろいろな原因で延髄[エンズイ]にある嘔吐中枢[オウトチュウスウ]に、軽い刺激が加わることによって起こる。
オウト 嘔吐

吐いてしまうこと。胃の幽門[ユウモン]が閉じて噴門[フンモン]が開き、横隔膜[オウカクマク]と腹壁筋[フクヘキキン]が収縮し、胃の内容物を吐き出させる運動。

オウダン 黄疸 血液中の胆汁色素(ビリルビン)が過剰になったために、皮膚粘膜が黄染した状態。原因は、赤血球の溶血が亢進して起こる(溶血性黄疸)、肝臓の障害による(肝性黄疸)、胆路の閉塞による(閉塞性黄疸)がある。
オカン 悪寒 さむけのこと。体温の急激な上昇の際に、皮膚血管の収縮によって熱放散が妨げられるために起こる。
オシン 悪心 はきけのこと。吐きたくなるような感じで、いろいろな原因で延髄にある嘔吐中枢に、刺激が加わることによって起こる。
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