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手や足の筋肉のように、意思によって動かすことのできる筋肉を骨格筋と呼びます。骨格筋は横紋筋でできています。消化管や血管壁を構成する筋肉は、平滑筋でできており意思に関係なく動きます。心臓の筋肉は横紋筋ですが、意思に関係なく動きます。 |
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体重の約40%を筋肉、20%を骨が占めており、骨格筋は骨格と共同して身体の運動をつかさどっています。 |
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首を回すときは、胸鎖乳突筋が働きます。 |
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肩を動かすときは、僧帽筋が働きます。 |
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腕を身体に引き寄せるときは、大胸筋が働きます。 |
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腕を上げるときは、三角筋が働きます。 |
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腕を曲げるときは、上腕二頭筋が収縮して、上腕三頭筋が弛緩します。 |
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手首や指を曲げるときは、前腕屈筋群が、伸ばすときは、前腕伸筋群が働きます。 |
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膝を伸ばすときは、大腿伸筋群が、曲げるときは、大腿屈筋群が働きます。 |
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足首を背屈するときは、下腿伸筋群が、底屈するときは、下腿屈筋群が働きます。 |
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かかとをあげるときは、腓腹筋が働きます。 |
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筋力の低下の原因は、脳卒中による中枢性麻痺や、末梢神経障害などがあります。 |
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麻痺には、弛緩性麻痺と痙性麻痺があります。弛緩性麻痺という“だらりとした”麻痺は、脊髄の障害や末梢神経障害のときにみられます。また、痙性麻痺という“突っ張った”麻痺は、脳卒中による中枢性麻痺のときにみられます。 |
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筋力の評価方法としては、徒手筋力テスト(MMT)があります。 |
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