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◆排尿の障害
1.失禁
意識しないのに排尿が行われてしまうこと(尿もれ)。
特別な病気がなくても高齢者は、神経系の機能低下、尿道括約筋のゆるみが原因で尿失禁をおこしやすくなります。
 ・切迫性尿失禁 尿意を感じ我慢できずにもれる(トイレまで間にあわない)。
 ・溢流性尿失禁 尿の排出が不十分で膀胱内に尿がたまりもれる。残尿が増えてもれる(前立腺肥大症など)。
 ・腹圧性尿失禁 くしゃみや咳など、腹圧がかかったときにもれる。
 ・機能性尿失禁 排泄の動作が行えないためにもれる。
 
2.頻尿
1日10回以上トイレに行くことを頻尿といいます。一回尿量は少量。
 
3.排尿困難
尿意はあるが排尿までに時間がかかり、排尿しようとしても尿がでにくい状態。
 
4.尿閉
尿道の閉塞などで、膀胱から尿が排泄できない状態。