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◆寝たままで行う体の麻痺している人の着替え
 
1. 仰向けでボタンやひもをはずします。
2. 脱ぐときは体の麻痺していない側から脱ぎます。
3. 体の麻痺していない側の袖から肩・肘・手の順に脱がせ、麻痺していない側を上にした横向きにして、衣服を背部に押し込みます。必要に応じてバスタオルをもちいます。
4. 反対に体の麻痺している側を上にした横向きにして、背部に押し込んであった衣服を抜きとり、麻痺している側の袖を脱がせます。
5. 着るときは体の麻痺している側から着ます。
6. 体の麻痺している側の袖から手・肘・肩の順に通し、麻痺している側を上にした横向きにして、衣服を背部に押し込みます。介護者が袖口から手を入れ、要介護者の手首を持ち通していく(迎え手)とスムーズに行えます。
7. 反対に体の麻痺していない側を上にした横向きにして、背部に押し込んであった衣服を抜き取り、麻痺していない側の袖を通します。
8. 仰向けにしてボタンやひもを整えます。
   
メモ
・  洋服の場合は、男性は左前、女性は右前ですが、浴衣など和服の場合は、男女とも左前でひもを結びます。