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人工呼吸を2回行っても、体を動かしたり、咳をするなどの生命の徴候がない場合には、そのまま心臓マッサージを行います。 |
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心臓マッサージは、成人では胸骨が3.5cm〜5cm下方に圧迫されるように、“1分間に100回のリズム”で行います。このとき、背中が沈み込まないように、床の上やかたい板の上で行います。 |
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胸の中央で両乳頭のライン上が心臓マッサージの圧迫部位です。 |
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成人では、心臓マッサージと人工呼吸を行う場合、一人で行う場合も二人で行う場合も心臓マッサージ30回に対して人工呼吸2回の割合で行います。心臓マッサージを“1分間に100回のリズム”で30回、人工呼吸を2回行い、これらを交互に行います。これを5クール行い、生命の徴候を観察します。AEDが到着すれば使用し、反応がない場合はさらに5クール繰り返して、医師や救急隊が到着するまで、心肺蘇生法を続けます。 |
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