アイエーディーエル IADL Instrumental Activities of Daily Living[インストルメンタル アクティビティ オブ ライフ]の略。日常生活動作以外の掃除・洗濯・炊事・買い物などの活動で、手段的日常生活動作ともいう。
アイキュウ IQ 知能指数。知能検査法による知能年齢を生活年齢で割り100倍したもの。
アイシーユー ICU 集中治療室の項参照。
アイブイエッチ IVH IntraVenous Hyperalimentationの略。高カロリー 輸液の項参照。
アオソコヒ あおそこひ 緑内障の項参照。
アカギレ あかぎれ 皮膚の角質に亀裂が入り、表皮・真皮の一部が損傷すること。
アクセイシュヨウ(アクセイシンセイブツ) 悪性腫瘍(悪性新生物) 癌のこと。周りの組織も破壊していく腫瘍。
アシドーシス(アチドーシス) アシドーシス 血液が酸性になること。
アセスメント アセスメント 課題評価。介護保険においては、要介護者の状態その他の課題について、いろいろな目的のために、評価をおこなうこと。
アッパクコッセツ 圧迫骨折 骨に圧力が加わり、おしつぶされたような状態の骨折で、腰椎が好発部位。
アテローム アテローム 皮膚にできる良性腫瘍。化膿することがある。
アドレナリン アドレナリン 副腎髄質ホルモンの一種。
アミノサン アミノ酸 蛋白質の構成単位。タンパク質は、アミノ酸でできている。
アミラーゼ アミラーゼ 炭水化物を分解する消化酵素で、おもに唾液腺や膵臓から分泌される。膵臓に障害がある場合は、血液や尿中のアミラーゼが高値になる。
アメニティ アメニティ ここちよさ。快適度。
アルカローシス アルカローシス 血液がアルカリ性になること。
アルツハイマービョウ アルツハイマー病 1906年、アルツハイマーにより報告された初老期認知症疾患。50歳頃に発症し、女性に多く、脳の著しい萎縮などの変化を示す。

 

アルブミン アルブミン 血液中のたんぱく質の一種。栄養状態を示す指標。
アレルギー アレルギー 抗原抗体反応が体に及ぼす病的作用。花粉症、食物・薬物アレルギーなどがある。
アンセイガショウ 安静臥床 静かに寝て心や体を休ませること。
アンポウ 罨法 温罨法(温湿布・湯たんぽ・電気あんかなど)、冷罨法(氷枕・氷嚢・アイスノンなど)があり、炎症や疼痛を和らげる治療法。

 

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イーエスダブルエル ESWL(体外衝撃波結石破砕法 体外から衝撃波をあてて、結石(尿路結石)を細かい破片に砕き、自然に排泄させる治療法。
イーエムジー EMG electromyogramの略。筋電図のこと。
イーシージ ECG electrocardiogramの略。心電図のこと。心電図の項参照。
イカン 胃管 胃洗浄や経管栄養などのためにもちいられる、胃まで挿入される管のこと。

 

イシ 医師 医療及び保健指導を行う人。
イシキショウガイ 意識障害 意識障害にはその程度により、傾眠、昏迷、昏睡などがある。
イシュク 萎縮 いったん成熟した組織や臓器が、小さく縮まること。

 

イショク 異食 食物でないものを食べること。精神障害や認知症などでみられる。
イショク 移植 生きた組織や臓器を体から切り離して、他の場所や人に移し植えること。
イジョウ 移乗 他の所へ乗り移ること。
イセンジョウ 胃洗浄 胃の内容を洗浄し、内容物を体外に排出するための治療法。毒物誤飲の救急処置に行われることが多い。
イソウ 移送 他の場所へ移すこと。
イゾクネンキン 遺族年金 公的年金の一つで、死亡した者によって生計を維持していた、遺族が受給する年金。
イタク 委託 業務の一部または全てを、他の者に行ってもらうこと。
イツリュウセイニョウシッキン 溢流性尿失禁 尿の排出が不十分で膀胱内に尿がたまり、もれてしまうこと。
イデンシ 遺伝子 遺伝情報。染色体内にあり、個体特異のDNA(デオキシリボ核酸)のこと。
イドウカイゴジュウギョウシャ 移動介護従業者(ガイドヘルパー) 障害をもつ方が外出されるさいの、自立と積極的な社会参加を促進する人。
イブニング・ケア イブニング・ケア 就寝前に行うケア。洗面、口腔清拭、整容など。
イリョウ 医療 医術で病気をなおすこと。
イリョウカゴ(イリョウジコ) 医療過誤(医療事故) 医療従事者(医師、看護師、検査技師など)が、手術、注射、検査などの職務上の行為を行ったさいにおこる事故。
イリョウソーシャルワーカー 医療ソーシャルワーカー 主に医療機関で、医療に関する福祉についての相談に対応するケースワーカーのこと。
イリョウホウジン 医療法人 医療法に基づく法人。医療・歯科医療などを行うことを目的とした法人。
イリョウホケン 医療保険 医療に関する給付を行う社会保険で、職業などにより種類が異なる。被保険者は保険料を払い、医療に関する給付を受ける。
イレウス イレウス 腸閉塞の項参照。
イレバ 入れ歯 義歯。歯の欠損部位に使用する人工の歯。総入れ歯や部分入れ歯などがある。

 

イロウ 胃瘻 腹部体表と胃の内部の交通路。チューブを留置して流動食の注入などを行う。

 

インスリン インスリン 膵臓から血液中に分泌される血糖を下げる作用を持つホルモン。不足すると糖尿病になる。
インテーク インテーク 福祉に関する相談などで、個別援助の過程の導入にあたる部分。
イントウ 咽頭 鼻腔、口腔の後方、喉頭の上方に位置する部分で、上方は頭蓋底に達し、下方は食道につづく。
インナイカンセン 院内感染 医療機関などに入院中に、医療機関内に存在した菌により、肺炎などの感染症をおこすこと。MRSAなどがある。
インフォーマルサービス インフォーマルサービス ボランティア、地域社会などが行う非公式的な援助サービス。公的機関が行う援助サービスは、フォーマルサービス。
インフォームドコンセント インフォームドコンセント 説明と同意。状況やさまざまなリスクを詳細に説明し、同意を得ながら医療や介護を行う。
インフルエンザ インフルエンザ インフルエンザウイルスの感染によって生じる病気。流行性感冒などがある。
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ウィルチェア(ホイールチェア) ウィルチェア(ホイールチェア) 車椅子のこと。
ウイルス ウイルス 直径0.2μ以下と小さく、細菌と異なり生きた細胞に寄生しなければ増殖できない微生物。人体に感染して害を与えるものが多い。
ウォーカー ウォーカー 歩行器のこと。

 

ウォーターマット ウォーターマット 水の入ったマットレス。褥瘡(床ずれ)予防などに使用される。
ウシ う歯 虫歯のこと。
ウショク う蝕 歯が侵食され、脱灰されていくこと。
ウッケツ うっ血 静脈の血行が停滞した状態。
ウツビョウ うつ病 うつ気分を特徴とする精神障害。躁うつ病のなかに含まれているが、症状がうつだけのもの。
ウワノセサービス 上乗せサービス 介護保険制度で定められた支給限度額に対して、上乗せして支給されるサービス。市町村が独自に行う。
ウンドウシッチョウ 運動失調 運動能力があるにもかかわらず、運動が能率的に行われず、円滑に行われるべき運動行為が失調し、行えない状態。
ウンドウセイシツゴショウ 運動性失語症 聞いたことは、理解できるが、言葉を発することができない状態の失語症。
ウンドウリョウホウ 運動療法 関節の拘縮予防・治療、筋力の強化、変形や異常姿勢の矯正などを目的として行われる、運動を行うことによる治療法。
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エーディーエル ADL Activities of Daily Living[アクティビティズ オブ デイリー リビング]の略。食事、排泄、清潔、衣服、移動などの生活するための行動を日常生活動作という。
エアーマット エアーマット 空気をもちいた、体にかかる圧力を分散させるマット。褥瘡(床ずれ)予防に使用される。電動式で、数多くの種類がある。

 

エアウェイ エアウエイ 気道を確保するための器具。意識障害のある場合に、舌根沈下による窒息を防止するためにもちいられる。

 

エイズ AIDS HIVウイルスに感染して発病した状態をAIDS(後天性免疫不全症候群)といい、体内の免疫機能を破壊する。
エイヨウシ 栄養士 栄養の管理・指導に従事する人。
エイヨウショヨウリョウ 栄養所要量 健康な生活を送るために、一日に摂取することが望ましい栄養量(エネルギー)。
エイヨウソ 栄養素 体の栄養を維持するのに必要な物質。炭水化物(糖質)・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルなど。
エシ 壊死 組織の一部が、循環不全のため栄養障害に陥って、死滅した状態。
エストロゲン エストロゲン 卵胞ホルモン。二次性徴の促進、性器の発育などをつかさどる。
エックスセン X線 ドイツのレントゲンによって1895年に発見された電磁波の一種で、物質透過作用・生物学的作用などがある。

 

エッチアイブイ HIV ヒト免疫不全ウイルス(エイズウィルスのこと)。血液・性液などから感染し、AIDS(後天性免疫不全症候群)の原因となる。
エッチディーエス−アール HDS-R 改訂長谷川式簡易知能評価スケールの項参照。
エッチディーエルコレステロール HDLコレステロール 血液中のコレステロールや中性脂肪などが、蛋白質と結びついたものをリポ蛋白といい、その中の高比重リポ蛋白のこと。善玉コレステロールと呼ばれている。
エムアールアイ MRI 磁気共鳴画像診断法。体に磁気をかけ、体内に発生する電磁波を検出して画像にする。X線では写らないところまで検出できる。

 

エムアールエスエー MRSA(メチシリン・セフェム耐性黄色ブドウ球菌) セフェム系抗生物質などに耐性を持ち、高齢者や手術後など抵抗力の低下している人が感染すると肺炎、敗血症などをおこす。
エムエムティー MMT Manual Muscle Testingの略。徒手筋力テストの 項参照 。
エンゲ 嚥下 食物を飲み込むこと。
エンゲショウガイ 嚥下障害 嚥下ができなくなること。脳卒中などでおこる。
エンショウ 炎症 生体組織の一部が損傷を受けたとき、その部分に発赤、腫脹、発熱、疼痛、機能障害がおこる一種の防御的反応。
エンパイ 円背 脊柱の彎曲異常。老人性、くる病性、職業性、学童期の円背などがある。
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オーアールティ ORT 視能訓練士。医師の指示のもと視覚障害者に、矯正訓練、及びこれに必要な検査を行う専門職のこと。
オーイチゴーナナ O-157(腸管出血性大腸菌) 感染すると腹痛、下痢、発熱をともなう。3日目頃から血便となり4〜5日続く。
オウカクマク 横隔膜 胸腔と腹腔との境をしている円蓋状の筋板。
オウキ 嘔気 悪心ともいわれ「はきけ」のこと。吐きたくなるような感じ。延髄にある嘔吐中枢によっておこる。
オウダン 黄疸 血液中の胆汁色素(ビリルビン)が過剰になり、皮膚・粘膜が黄染した状態。赤血球の溶血による溶血性黄疸、肝臓の障害による肝性黄疸、胆道系の閉塞による閉塞性黄疸がある。
オウト 嘔吐 吐いてしまうこと。胃の幽門が閉じて噴門が開き、横隔膜と腹壁筋の収縮により、胃の内容物を吐き出すこと。
オカン 悪寒 さむけのこと。体温の急激な上昇のさいに、皮膚血管の収縮により、熱放散がさまたげられおこる。
オリエンテーション オリエンテーション 新しい環境に置かれた人を案内、教育すること。
オンネツリョウホウ 温熱療法 患部を温めることで新陳代謝を促進させ、老廃物の排除、血液・リンパの流れを活発にすることにより治療を行う方法。
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