ザイ 座位 座っている姿勢。
サイボウ 細胞 身体の基本的構成単位。直径およそ10〜30μときわめて小さい。
サセイ 嗄声 しゃがれた声のこと。
サッキン 殺菌 ある特定の微生物を殺すこと。
サンサンクド 3−3−9度(JCS)

意識レベルの判定に用いられる。

T.刺激しないでも覚醒[カクセイ]している(1桁で表現)

 1.大体意識清明[セイメイ]だが、今ひとつはっ

   きりしない。

 2.見当識[ケントウシキ]障害がある。

 3.自分の名前、生年月日がいえない。

U.刺激をすると覚醒[カクセイ]する(2桁で表現)

 10.普通の呼びかけで容易に開眼[カイガン]

   る。合目的[ゴウモク]な運動(例:右手を握

   れ、離せ)をするし言葉も出るが、間違いが多

   い。

 20.大きな声または体をゆさぶることにより開眼

   [カイガン]する。簡単な命令に応ずる。例えば

   離握手[リアクシュ]

 30.痛み刺激を加えつつ呼びかけを繰り返すとかろ

   うじて開眼[カイガン]する。

V.刺激をしても覚醒[カクセイ]しない(3桁で表現)

 100.痛み刺激に対し、はらいのけるような動作を

   する。

 200.痛み刺激で少し手足を動かしたり、顔をしか

    める。(除脳硬直[ジョノウコウチョク]を含

    む)

 300.痛み刺激に反応しない。

ザンゾンノウリョク 残存能力 機能障害を持つ人に残された能力。
ザンゾンキノウ 残存機能 病気による障害や老化の影響を免れ、残された日常生活動作機能のこと。
サンドウ 散瞳 瞳孔が異常に大きくなった状態。5.0mm以上。
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ジーシーエス GCS “グラスゴー・コーマ・スケール”の項参照
シーティー CT

Computed Tomography[コンピューイテッド トモグラフィ

ー] 、放射線の原理を応用した高度な装置で、頭部や腹部など人体の断層撮影した画像。

シーブイピー CVP Central Venous Pressureの、“ 中心静脈圧”の項参照
ジェイシーエス JCS “3−3−9度”の項参照。
シカンセイマヒ 弛緩性麻痺 筋緊張の低下や腱反射[ケンハンシャ]が減弱するもの。末梢神経系[マッシヨウシンケイケイ]の障害で起こります。
シキモウ 色盲 視覚異常で色を識別する能力が障害されたもの。
シゲキデンドウケイ 刺激伝導系

心臓にある特殊な心筋線維[シンキンセンイ]の束で、心

[シンボウ]と心室[シンシツ]の拍動[ハクドウ]を調節

している。洞結節[ドウケッセツ]→房室結節[ボウシツケ

ッセツ]→房室束[ボウシツソク](ヒスの束)を経て心室

[シンシツ]の壁に伝わり、収縮を促す。

シゴコウチョク 死後硬直 死後に起こる筋肉が硬くなること。死後2〜3時間で始まり、夏季では48時間・冬季では72時間程度で緩解[カンカイ]する。
ジジョグ 自助具 障害をもちながらも自立して生活するために、個人の能力に合わせて使用される道具類。たとえば手に障害をもつ人が、食事をする時に使用する柄を太くしたり、握りやすくしたスプーンなど。
シッコウ 失行 物事を順序立てて行うことが出来なくなる。
シツゴショウ 失語症 脳の言語中枢が障害されて、言葉を話すことが出来なくなる。運動性失語[シツゴ]症・感覚性失語[シツゴ]症などがあります。
シツニン 失認 物体を見たり聞いたり、触ってもそれが何かを把握することが出来なくなる。
ジドウウンドウ 自動運動 自分で行う運動。
シハン 死斑 死後20〜30分で皮膚に赤紫色の斑紋[ハンモン]が現れ初めて、2時間後に著明となる。血流停止のために血液の沈殿[チンデン]によって、下部になっている皮膚に生じる。
ジャクシ 弱視 視力が弱い場合。視覚による日常生活は可能だが、著しく不自由。
シヤショウガイ 視野障害 視野[シヤ]が障害されていること。
シュウシュクキケツアツ 収縮期血圧 最高血圧とも言う。心室[シンシツ]が収縮し勢いよく血液が、送り出されているときの血圧。
ジュウタクカイシュウヒノシキュウ 住宅改修費の支給 手すりの取り付け・段差解消などの住宅改修を行った場合に、後から支給すること。
シュクドウ 縮瞳 瞳孔が異常に小さくなった状態。2.0mm以下。
シュソ 主訴 患者の自覚症状のうち、最も強く訴える症状。
ショウカ 消化

食物中の栄養素を吸収できる形にまで分解する過程のこと。体内に取り入れられた食物は、まず口腔[コウクウ]で咀嚼[ソシャク]され胃液により消化され、さらに小腸に達すると膵液[スイエキ]や胆汁[タンジュウ]、腸液[チョウエキ]の作用により、粥状[カユジョウ]に混合、分解されて吸収しやすい状態に変えられる。大腸では消化作用はほとんど行われず、主として水分の吸収が行われる。

ショウガイロウジンノニチジョウセイカツジリツド 障害老人の日常生活自立度


ランク

何らかの障害等を有するが、日常生活はほぼ自立しており独力で外出する
交通機関等を利用して外出する
隣近所へなら外出する





ランク

屋内での生活は概ね自立しているが、介助なしには外出しない
介助により外出し、日中はほとんどベッドから離れて生活する
外出の頻度が少なく、日中も寝たり起きたりの生活をしている




ランク

屋内での生活は何らかの介助を要し、日中もベッド上での生活が主体であるが、座位を保つ
車いすに移乗し、食事、排泄はベッドから離れて行う
介助により車いすに移乗する

ランク

1日中ベッド上で過ごし、排泄、食事、着替において介助を要する
自力で寝返りをうつ
自力では寝返りもうたない
ショートスティ ショートスティ 介護者が急な病気や旅行などによって、介護ができなくなった時、施設で一時的に預かり介護を行う。
ジョミャク 徐脈 一分間に60以下の脈拍数。
ジショウコウイ 自傷行為 自分で自分の身体を傷つけること。
ジョウミャク 静脈 心臓へ血液を戻す血管。
ジョクソウ 褥創 床ずれのこと。長時間の臥床[ガショウ]などによって、骨の突出した部分の皮膚や軟部[ナンブ]組織が、体重により圧迫され循環[ジュンカン]障害を起こして壊死[エシ]となった状態。好発部位[コウハツブイ]は仙骨[センコツ]部・大転子[ダイテンシ]部・肩甲骨[ケンコウコツ]部・踵[ショウ]部など。
ショウドク 消毒 ある特定の病原菌を殺すこと。滅菌のような無菌状態ではない。
シリョクショウガイ 視力障害 種々の眼の疾患[シッカン]、外傷などによって視力が失われること。
シルバーサービス シルバーサービス 利用者が高齢者であることを意識して提供されるサービスや商品。
ジンコウコキュウ 人工呼吸 呼吸が停止した場合に人工的に行う呼吸。5秒に1回(1分間に15〜20回)程度行う。

 

シンゾウマッサージ 心臓マッサージ 心臓が停止した場合に行う方法。胸骨[キョウコツ]の剣状突起[ケンジョウトッキ]のやや上部を1分間に60〜80回程度押す。

 

シンタイショウガイシャテチョウ 身体障害者手帳 身体障害者福祉上の各種制度(税の減税、鉄道運賃割引など)や援助を受ける場合の証票となるもの。
シンパイソセイ 心肺蘇生 呼吸や心臓の拍動[ハクドウ]が停止したとき、これらの機能を再開させて生命を蘇らせること。人工呼吸、心臓マッサージ、薬剤の投与[トウヨ]などを行う。
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スイヨウベン 水様便 水のような便。
ストレス ストレス 体外から加わる有害因子[ユウガイインシ]と、それによって体内に生じる防御反応のこと。
ストーマ ストーマ 人工肛門、人工膀胱のこと。
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セイカツシュウカンビョウ 生活習慣病 高血圧(塩分のとりすぎ)、糖尿病(糖分のとりすぎ)、高脂血症[コウシケッショウ](油っこい物のとりすぎ)などの食生活や、運動不足など日常生活の習慣から引き起こされる病気。
セイシキザイ 清拭剤 お湯に溶かして使用する清拭[セイシキ]剤。簡便[カンベン]で疲労も少ないが、皮膚の抵抗力が低下している場合は、刺激になるので繰り返し使用しないようにする。また濃度が濃いと不快なベトつきや、皮膚への刺激が強くなるので注意する。
セイフク 整復 骨折や脱臼、またはヘルニアなどを正しい位置にもどすこと。
ゼイメイ 喘鳴 呼吸時にぜいぜいした呼吸音がすること。
ゼッコンチンカ 舌根沈下 舌が落ち込んで気道[キドウ]をふさぐこと。
セルフケア セルフケア 自己管理。他者からの援助を受けずに、自分で健康を守ろうとする意志、行為。
ゼンシンマスイ 全身麻酔 全身の知覚を麻痺させる方法。種類には、吸入麻酔、静脈内麻酔、直腸麻酔法がある。
センテンモウ 先天盲 先天性に視力が障害されていること。
ゼンドウウンドウ 蠕動運動 消化管[ショウカカン]にみられる運動。これによって口から肛門に向かって内容物が運ばれます。
センモウ せん妄 急に始まり数日で消失する一過性の意識混濁[コンダク]で、見当識[ケントウシキ]、集中力、判断力、理解力、記憶などが障害される。これらの症状は夜間に増悪[ゾウアク]する。(夜間せん妄)
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ソウキリショウ 早期離床 呼吸器合併症の予防、腸運動の回復促進などのために、手術後なるべく早く起き上がらせること。
ソウヨウ 掻痒 かゆみのこと。
ソクガイ 側臥位 横向きの姿勢。左を下にした横向きの姿勢を左側臥位、右を下にした横向の姿勢を右側臥位という。

 

ソシャク 咀嚼 噛み砕くこと。
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