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◆嚥下障害のある臥床者
 
1. 座位に近い体位で食事をとります。
2. あごをひいた前屈の姿勢になるように調節します。
3. 食事用エプロンをかけて、食事を見える位置に置いて、メニューの説明をします。
4. はじめに汁物やお茶をすすめて口腔内を湿らせます。
5. 少量ずつ、むせないことを確認しながらすすめていき、要介護者のスピードにあわせます。
ご飯、お汁、おかず、ご飯と種類を変えながらすすめます。
食べ物は舌の上にのせるようにし、奥まで入れすぎないようにします。
体の麻痺している場合は、麻痺していない側から入れます。
水分は多量に流し込まないで、スプーンで一口二口入れて、むせないことを確認しながら楽呑みで少しずつすすめます。
口腔内に食べ物があるときは、話しかけないようにします。
6. 最後にお茶をすすめます。
7. 口腔ケアを行います。
   
メモ
麻痺側に倒れやすいので麻痺側に枕やクッションをあてます。
服薬のさいには、味をつけたり、とろみ調整剤をもちいるなどの工夫をします。