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◆症状に合わせた食事
1)高血圧 塩分を控えます。よく噛んで腹八分の量を守ります。
肉の脂身は取り除き、脂肪分を減らします。
小松菜などナトリウムを排出させる、カリウムを含む食品をとります。
2)糖尿病 エネルギーを守り脂肪を少なくします。飲料の甘みにも注意します。
食物繊維を多く取り、かたよりのない食事を心掛けます。
低栄養食品を上手く使用して、量の少なさをカバーします。
食事は決められた時間に、決められた量を正しくとります。(インスリン注射により、低血糖を起こす危険があるため)
3)骨粗鬆症 カルシウム、蛋白質、吸収しやすい乳製品を多くとります。
4)貧血 鉄分、蛋白質、ビタミンB・Cを多くとります。
栄養にかたよりのない食事を、規則正しくよく噛んで食べます。
5)高コレステロール 動物性脂肪より植物油を多くします。
食物繊維を多くとり、食べ過ぎに注意します。
6)中性脂肪が多い 甘いもの、全体量を控えめにします。
7)便秘 繊維の多い野菜、きのこ、海藻などを多くとります。水分も多く飲用します。
8)食欲不振 冷たい食物は冷たく、温かい食物は温めます。
9)嚥下困難 とろみをつけます。魚のすり身、野菜をミキサーにかけて固めます。
パサパサした物は、水分で補います。
 
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