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同じ食品でも調理法を工夫するだけで、身体にやさしく安全な食事になります。 |
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| 1. |
咀嚼力が低下している場合は、小さく切ったり柔らかく煮ます。
野菜は皮を取り除き、魚は小骨までていねいに除きます。
固めの肉はよくたたくか、少量の牛乳につけて柔らかくします。 |
| 2. |
嚥下力が低下、食事量が少ない場合はミキサー食・流動食・市販の高カロリー食などで栄養を補います。 |
| 3. |
植物油(ベニバナ油、コーン油)を使用します。肉は脂身を取り除くなど動物性脂肪を減らします。 |
| 4. |
カルシウムを取りやすい、牛乳・チーズ・ヨーグルトなど少量でも利用します。 |
| 5. |
極端に熱いもの、冷たいものは刺激が強いので気をつけます。
料理の味をそこなわない程度に、食べやすい温度にします。 |
| 6. |
家族と同じ材料で調理方を変えたり、同じ料理をつぶしたゼリー状にします。 |
| 7. |
酢の物はむせやすいので、酢をだし汁で薄めてあえます。 |
| 8. |
旬の材料を利用します。 |
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・春… |
菜の花、ふき、タケノコ、いちご |
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・夏… |
そうめんなどの麺類、食欲が落ちるので、水分・塩分・蛋白質の補給 |
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・秋… |
サンマ、あじ、きのこ、栗、柿 |
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・冬… |
鍋物、シチュー、具だくさんの汁物で身体を温めます。 |